チャートの時間軸の比較はトラッキングモードが超便利!

チャートの比較はトラッキングモードが超便利!

テクニカルでトレードしている人には分かってもらえると思いますが、とっても美味しそうなチャートの形っていくつかありますよね。
ジュルリっとヨダレが垂れてしまいそうな感じ。

例えば株価が下がって来てボトムを付けた後に横にモミモミして、上に動き出したときとか。
こういう時はチーンとしていた出来高が増え板も活況になって、雰囲気がガラッと変わります。ざわめき立つ感じ。

思わず飛びついて買いたくなってしまいます。というか飛びついて買ってました。

でも、次の日になると、買いは入るんだけどデカイ売りがたまにドカンドカンと入り、抵抗むなしく横にモミモミしてたときの下値を割り込んで一気に大陰線!
それからは下降トレンドに入り再びお通夜みたいな雰囲気に。。。

なんでだー、あれは上がらなきゃオカシイでしょ!
と思って後で調べてみると、月足の移動平均線を下から抜こうと当たったところで叩かれて、更に下降していく最中。
こういうときは月足の動きになるので、長期投資の人が決断するときと重なり大きな単位の売りが入ります。これを日足で見ると激しく下げ大陰線が下に垂れるチャートになります。悲しい。。。

ほんとこういう時は、株は自己責任っていう言葉が見に染みる瞬間です。

つまり何が言いたいかと言うと、日足で売買するなら週足と月足も見ないとダメってこと。
すんごい美味しそうな日足チャートを描いていても、いやそういう時こそ要注意。と自分に言い聞かせます。下げたらすぐに売り抜ければいいやとか、ダメダメその感じがだめ。

そしてトレードステーションには、足種の違うチャートをとても便利に見比べて比較できる機能があるんです。私もちょくちょくお世話になっていますのでご紹介します。

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チャートの時間軸の比較にはトラッキングモードを使おう

実際にトラッキングモードを使ってみましょう。
チャートの比較が目的なので、チャートをまず2つ用意します。

使う銘柄は、1570 日経レバレッジFTFです。
人気の銘柄ですよね。日経のボラリティが大きくなる時は私もよく売買している銘柄です。

1.日経レバレッジFTF 1570のチャートを横に2つ並べよう

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左が”日足”チャート、右が”月足”チャート横に並べます。

左の”日足”チャートだと大きく下落中ですが、右の”月足”チャートを見ると、ちょうど短期移動平均線のところ落ちてきています。

移動平均線に当たって、上に跳ねると読むのであれば、ちょうど買い時になりますね。
この記事を書いているのは2016年アメリカ大統領選挙の4日前というタイミング。
トランプならドル売り株価は下げ、ヒラリーなら上がると予想されています。
投票予想ではトランプとヒラリーどちらになってもおかしくないという状況です。
少し前まではヒラリーが勝つとの予想があり株価が上げましたが、直前になってきてトランプが追い上げてきました。なので株価が大きく下げているのです。
大統領選の結果で移動平均線を割り込むかどうか決まる感じですね。

すみません、だいぶ話が脱線してしまいました。
トラッキングモードの説明に戻りますね。

2.ツールバーの”トラッキングモードを設定”をクリック

 (チャートウィンドウがアクティブになっていないとツールバーが表示されませんので注意)

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3.一覧からワークスペースを選ぶ

クリックして表示される一覧は最初”オフ”にチェックが入っていますが、”ワークスペース”を選択します。

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4.トラッキングモードになったか確認

チャートウィンドウにマウスポインタを持っていくと、ポインタの形が”T”に変わっていると思います。

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5.トラッキングモード時の操作

日足のチャートウィンドウで適当な場所でクリックすると縦に白線が入ります
すると月足のウィンドウが連動してこちらにも縦に白線が入るのが分かります。
逆に月足ウィンドウでクリックすると日足が連動してくれます。

ドラッグしながら横に移動させるともっと分かりやすいと思います。
次々に白線が連動して移動していきます。

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ここでの紹介はページ幅の都合でチャートの横幅が短いですが、横に長いチャートを縦に並べてトラッキングモードを使うと、各足の関係がとてもわかり易いと思います。

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ちょっと小さくて分かりにくいけど、銘柄コード1570、上が日足で下が週足のチャート。

上の日足チャートの縦白線があるところは2015年8月のチャイナショックの直前。
下の週足で見ると、株価はだいぶ前から高値でヨコヨコになっていて限界を迎えているのが分かります。

そして、その後の暴落を日足で見ると窓開けしてえげつない落ち方をしています。この暴落の中にいると株価がどこまで落ちるか分からなかったし、底が見えない、サポートラインがもうないんですとか、リーマンショックの再来かなんてアナリストまで言う始末でした。

日足をドラッグして横に動かすと週足と連動して白線が移動するのでほんとに分かりやすい。
株価の動きって面白いなって思います。

違う銘柄や指数との比較も面白い

今回の説明は同じ銘柄の日足と週足で比較しましたが、指数同士、指数と個別銘柄の比較とか、為替の比較とかもおもしろいと思います。

日経平均とマザーズ指数の比較チャート

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上が日経平均で、下がマザーズ指数の週足チャートを表示して比較をしています。

縦白線の位置は2016年2月です。チャイナショックから下げてきて、2月に入りマザーズにお金が集まって活況になったのが分かります。2016年前半はマザーズの先物がスタートするタイミングでもありましたので個人投資家だけでない資金の流入もあったかもしれませんね。

日経平均と為替(ドル円)のチャート比較

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日経平均とドル円チャート、2015年後半から2016年11月までの週足の比較。

こうして見ると大きなトレンドは連動しているけど、細かいところは意外と連動していない感じがしました。石油が特にですがコモディティの動きもけっこう影響があった相場だったかなという印象でした。

トラッキングモードの種類

ツールバーの”トラッキングモードを設定”ボタンをクリックすると、4種類から選ぶようになっていましたね。
先の説明ではワークスペースを選択しましたが、他について説明したいと思います。

オフ

トラッキング機能をオフにします。

ウィンドウ

選択したウィンドウのみで機能し、マウスでクリックした場所に縦白線が表示されたままになります。
この状態でチャートを動かしても白線は固定されたままなので目印として使えたりします。

私はあまり使ったことがないですが。。。

ワークスペース

ここでの説明に使ったもの。
同一画面(ワークスペース内)にあるチャートは全て連動します。

私の場合はトラッキングの中でも一番使う機能かな。

グローバル

異なるワークスペースにあるチャートも全て連動します。
意図せずチャートを動かしてしまうことがあるので気をつけて使ったほうがよいかも。

トラッキングモードの注意点

オフにするのを忘れずに!

トラッキングモードを使用すると瞬時にこの時点までチャートがズレてくれるので便利なのですが、トラッキングしているのを忘れていると過去のチャートを現在のチャートと勘違いしてしまうことがあります。(私だけかも)

このまま売買してしまうと恐ろしいことなります。

トラッキングモードの時はマウスポインタの形が変わるので分かりそうなものですが、チャートに集中していると忘れがちなので、使い終わったらすぐに”オフ”にするようにしたほうがいいと思います。

オフにしても現在に戻らない

トラッキングモードで過去の時点を見て終わろうかなと思って”オフ”にしてもチャートは現在に戻りません
戻ってしまうと分析のときの邪魔になるので当たり前なのですが、トラッキングモードを”ワークスペース”や”グローバル”で使用していたときは全てのチャートが過去のままになっていますので注意です。

トラッキングを終わるときには現在のところまで戻してから”オフ”するようにするのがおすすめです!

グローバルでの使用は特に注意

”グローバル”でトラッキングすると、他のワークスペースのチャートも全て連動します。
指数チャートや為替チャートなどチャートウィンドウは全てです。

特に”グローバル”で使用すると見えてないチャートまで連動して動いてしまうので知らないうちに勘違いを起こしやすいので注意してください。私もアレっと思ったことが何回かあって焦りました。

チャートのトラッキングのまとめ

使い慣れないうちは注意が必要なこともありますが、私のテクニカル分析ではなくてはならない機能になっています。

株価の成長期にも1年に2~3回あるプチ暴落、災害時の大きな暴落の動きなどを、日足と月足など、ミクロとマクロの両方の視点で一度に見ることができるのはこれから起きるハプニングにとても有用だと思っています。

人がパニックになるときは大きな投資のチャンスなので、その中で過去を踏まえて冷静でいられるのは大きなアドバンテージになります。

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