トレードステーションの手数料、許容できる?

※この記事は2016年12月27日時点の情報を掲載しています。

マネックス証券の手数料は他の証券会社に比べて高めですが、トレードステーションの手数料設定はどうでしょうか。

パット見で少額投資の人や1日の売買回数が多くない人にとっては、正直使えない料金かなと思います。

では投資金額がどれ程なら現実的に使える感じになるのか。
ちょっと検証してみたいと思いましてまとめてみました。

スポンサーリンク
336-280_1

トレードステーションの手数料を見る

基本の手数料

1日の約定金額合計1,000万円ごとに3,500円(税抜)。

そして前月の取引日数に応じて割引があります。

15日以上は、3,250円(税抜)
全営業日だと、3,000円(税抜)

基本的な手数料についてはこれだけです。
他にも条件によって変わる場合がありますので見ていきます。

条件がある場合の手数料

ほかに定められている手数料はこちらになります。

単元未満株

約定金額の0.5%(税抜)。
ただし最低手数料は48円となるようです。

一定のお取引回数等、当社が定める条件を満たすお客様向けの特別手数料、少額取引のお客様にも使いやすい手数料体系を別途ご用意しています。 詳細はコールセンターにお問い合わせください

無料になる条件

信用取引で、基準となる週に条件を満たした場合に、翌週第2営業日から翌々週第1営業日までの手数料が無料となります。

その条件はこちら。

・基準となる週の一営業日あたり信用新規建て5,000万円以上
・基準となる週の一営業日あたり信用建玉5,000万円以上

文章がややこしいですが、”基準を満たせば翌週の1週間が無料になる”ということですね。

その基準について。

”一営業日あたり信用建玉5,000万円以上”の部分の解釈ですが、5,000万の玉を建てたものをそのまま持っていれば条件に入ると捉えてよさそうですね。

具体的には、基準週の1日目に5,000万円の玉を建てて、週の終わりまで持っていれば条件に沿うことになるかと考えます。

かかる手数料を税抜きで計算してみます。
1日分、5,000万円分の手数料なので、

3,500✖5=17,500円

そのあとの1週間は手数料が無料となりますのでデイトレするもよし、この間に建てた玉を決済すれば売りの手数用は無料となるので、スイング売買が半額の手数料(8,750円)で売買できますね。

どうでしょうか。
条件を満たすための投資金額が高額なのがまずネックかな。
あとは私だけの経験で言うと、基準週や無料期間など時間的に束縛があるとそれだけで判断が鈍ってしまう原因になるしリスクが大きいので使わないという結論になります。

その他の条件はサポートに電話

ホームページにこんな記載があります。

一定のお取引回数等、当社が定める条件を満たすお客様向けの特別手数料、少額取引のお客様にも使いやすい手数料体系を別途ご用意しています。 詳細はコールセンターにお問い合わせください。

トレードステーション 取引手数料・費用

条件とかが聞きたくサポートに電話してみました。

「トレードステーションで売買することが条件で期限もありモニターという形ですが・・・」と前置きがあり、料金体系を話されました。

具体的なことがサポートページに書いていないのでここでは掲載しませんが、期限付きとはいえ少額でも十分に戦える手数料になっていて、これが正式になったら素晴らしいのになと思いました。

もし興味がある方は早めにサポートに電話してみてはいかがでしょうか。

投資金額いくらなら利益が残せるか検証

手数料分をペイできて初めて手元に残る利益になるわけで、少額投資では高めのトレステの手数料ですが、はたして投資金額いくらなら手数料を振り切って利益を残せるのか?

投資金額ごとに手数料の比率を表にしてまとめてみました。

スイング売買の場合で検証

一応説明。
スイング売買とは、数日~数週間ほど跨いで株を持ち、利益をあげてやろうと目論む投資の方法です。

【条件】
手数料は1回3,500円で計算。
売買は別々の日に1度づつ取引する。(つまり往復で7,000円)

【手数料】
現実的に考えて8%の税込みで計算します。
一回分3,780円
買い売りで✖2となり手数料合計は7,560円。

【投資金額に対する売買手数料の比率】

投資金額 一往復の売買手数料
10万円 7.56%
20万円 3.78%
30万円 2.52%
50万円 1.51%
100万円 0.76%
150万円 0.50%
200万円 0.38%
300万円 0.25%
500万円 0.15%
1,000万円 0.08%

10万円の投資資金で買い手数料3,780円、売るときも同じく3,780円かかりますので、スイング売買の手数料合計は7,560円。

計算すると投資金額の7.56%も手数料で持っていかれます。
スイング売買が上手くいって利益5%としても赤字になってしまい、とても現実的ではないですね。

こうして見るとトレードステーションの手数料は、少額投資でスイングトレードするには向いていないことが分かります。

ではスイング一回分の利益が5%と仮定して、現実的に使えるレベルにはどれくらいの投資金額が必要になるか考えてみます。

投資金額100万円ではどうでしょう。

5%の売買益:5万円
手数料:7,560円
残る利益:42,440円

これでも手数料が高いですが、なんとか現実的に使えるかなといったところです。
しかし利益が出ればよいですが、もし株価がトントンで利益が出ないと手数料分7,560円持っていかれてしまうのが痛いです。

手数料分で投資金額の0.76%を失うことになりますからね。
私なら躊躇してしまうかな。

投資金額200万円ならどうでしょうか。

5%の売買益:10万円
手数料:7,560円
残る利益:92,440円

売買益プラスマイナス0円だったとしたら、手数料分で投資金額の0.38%を失う計算ですね。
このくらいなら許容できるかなといったところですかね。

単純計算でこんなところですが、株価が予想以上に下げてナンピンしたいときとかは手数料が高いのが頭によぎりますよね。

スイングだと何回かに分けて玉の売買をすることもあるので、手数料が高いのはかなりネックになるかなと思います。

今のところのトレードステーションの料金体系は、そもそも少額のスイング売買投資には向いていないと言えそうです。
手数用安い証券会社が他にある中でムリにトレードステーションで売買する必要があるのかと言われると私自身はないと思います。

デイトレードの場合で検証

手数料が1,000万円の定額制なので、投資金額と1日に何回トレードするかのバランスで手数料の高い安いが変わりますね。

【投資金額に対する売買1回あたりの手数料の比率】

 投資金額  1日の往復の売買回数 投資金額 
1 2 3 4 5 10 15 20 25 30 40 50
10万円 7.56% 3.78% 2.52% 1.89% 1.51% 0.76% 0.50% 0.38% 0.30% 0.25% 0.19% 0.15% 10万円
20万円 3.78% 1.89% 1.26% 0.95% 0.76% 0.38% 0.25% 0.19% 0.15%       20万円
30万円 2.52% 1.26% 0.84% 0.63% 0.50% 0.25% 0.17%           30万円
50万円 1.51% 0.76% 0.50% 0.38% 0.30% 0.15%              50万円
100万円 0.76% 0.38% 0.25% 0.19% 0.15%                100万円
150万円 0.50% 0.25% 0.17%                    150万円
200万円 0.38% 0.19% 0.13%                   200万円
300万円 0.25%                        300万円
500万円 0.15%                        500万円
1,000万円 0.15%                        1,000万円

行が”投資金額”、列が”往復の売買回数”になります。

手数料体系が1,000万円ごとの定額制ということなので、1,000万円以内の投資金額に対しての手数料比率をまとめてみました。
空白欄があるのは、投資金額によって売買できる回数が変わるからです。

例えば投資金額が50万円だと、買い売りの1往復で100万円になるので、1,000万円以内で行える売買回数は10回になります。

1日1回しか売買しないとすると、手数料は7,560円で1.51%になります。
つまり1.51%分の利益を稼がないと手数料すら払えないということです。

これが10回売買すると手数料は変わらないので、一回あたりの手数料比率は0.15%になるわけです。

投資金額が大きくなると、1,000万円以内で売買できる回数は減りますが、手数料の比率が小さくなるので、プレッシャーが少なくて済みます。

投資金額が500万円と1,000万円で同じなのは、500万は往復売買で手数料が7,560円なのに対し、1,000万円だと往復で倍の手数用15,120円がかかるので、割ると同じ%になるということです。

デイトレードは利益の出し方が人それぞれ幅広いので、投資金額と1日の売買回数でケースバイケースで当てはめてみないと利益を出せるかどうかは分からないかなと思います。

次回は他の証券会社と比較してどうなのかを調べていこうと思います。

トレードステーションの手数料を他の証券会社と比較

スポンサーリンク
336-280_1
336-280_1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする