株の練習方法(スイング売買)~練習の方法~

記事が長くなったので3回に分けています。

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練習する銘柄の選び方

自分がいつも取引している分野の銘柄で練習しますが、これといったこだわりがない人や初心者は以下のような銘柄をオススメします。

  • 出来高(参加者)が多い
  • 貸借銘柄

練習銘柄は波の形がきれいな銘柄を

出来高が多くて貸借の銘柄は、チャートの波の形がキレイに出やすいのでおすすめです。

例えば私の練習する銘柄は、日経225やJPX400に採用されている銘柄やETF銘柄です。日経平均のチャートでも練習します。

チャートが波のような形になるのは銘柄が違っても変わりませんが、その形は大型株と小型株、マザーズと東証一部など千差万別です。

スイング売買の場合は、数日間の株価の波のウネリで利益を上げていきますが、ウネリの形がキレイに出ていないと、売買タイミングの見極めが難しくなるので、一通り身体に染み込むまではなるべく優しい(波の形がキレイ)銘柄を選んだほうがよいかと思います。

【チャートの波形がキレイに出ている例】

5日平気線に沿って株価が移動していると、上げ下げの調子を掴みやすいです。
ずっとこの調子が続くわけではないですが、大型で出来高が多く貸借銘柄だとこのような緩やかなカーブを描くものも見つかります。

【チャートの波形が乱れている例】

株価の波の高値付近で吹き上がっていて形が乱れがちです。
売買のタイミングが掴みづらく練習に適さないチャートになります。

マザーズなどに多い信用銘柄は、個人の信用買が出来る反面、信用売(空売り)ができないので株価が何倍もなるほどの上昇を描きますが下落スピードも早く、売買の判断が付きにくいです。また小型株はテーマ性や仕手筋も入ることもありテクニカルが通用しない形になることもあります。このような銘柄はスイング売買というより、株価が安くなり値動きが鈍くなったところで仕込んで、吹いたら売るといった売買のほうが利益が出せそうな気がします。

また、新規上場したてのIPO銘柄なども値動きが定まらず激しいので博打の要素が強くなります。初値が人気で決まったり株価が激しくアップダウンすることも多く、テクニカルが通用しないこともあります。

このような理由から、練習してみて上手くいかないという銘柄があります。そんな銘柄は研究して上手くいくようになってから実際に売買するべきです。

スイング売買の練習のはじめ

ここでは、私のやっている基本的な練習の方法を書いていきます。
練習の仕方を覚えたあとは自分なりにカスタマイズしてもらえばよいと思います。

日経平均の日足チャートを表示して、横スクロールバーで過去のチャートを表示してから、矢印キーでローソク足を一日づつずらして見ていきます。

過去とチャートから明日はどんなローソク足になるかを当てるわけです。

【日足をずらしながら次のローソク足を予想する】

練習としては分かりやすいもので、それなら私もやってる、と思う方もいるかと思います。が、やり方によって実践で活かせるかどうかが変わってきます。

そのための練習のポイントがいくつかありますので紹介していきます。

練習は一つの銘柄に絞り日足で最低で10年分

練習銘柄は1つに絞ります。
というのは、銘柄によりチャートにクセがあるので、1つの銘柄の動きをじっくりと理解したいからです。その後に2つ目の銘柄をまたじっくりと練習します。
こうして銘柄をいくつかこなして行くうちに、銘柄によらず株価がウネリを描く仕組みを理解できて、予測する力がメキメキと付きます。

1つをじっくり理解せずにあちこち手を付けていると、本質を理解できないまま分かった感じだけ身に付ついてしまい、力が付きにくいです。

チャートを見る期間ですが、日足でやるとして最低でも10年分を見ていきます。
一回で見きれない場合は、何回かに分けて練習していきます。

チャートはヒゲがギリギリ見えるように調整する

移動平均線などのテクニカル指標はなるべく見えないようにウィンドウを調整します。
下図の右のようにヒゲがかろうじて見える位置に調整します。
こうしておかないと、簡単に予測できてしまい練習の意味がなくなってしまいます。

【左:ダメな例 右:正しい例】

図の左側は、ローソク足の右側の余白が多く移動平均線が垂れてきたのが見えてしまっています。これだと次の日は下落するのが分かってしまうので練習になりません。

対して図の右は、ローソク足のヒゲが見えるギリギリまで隠してあるので、次の日の動きが察知できず良い練習になります。

ソフトによってはギリギリに調整できない場合もあります。
そんなときは付箋やテープを画面に貼って隠して練習するとよいです。

最初はトレンドを大雑把に捉えるくらいで

練習の仕方に事細かなルールは無いです。
次のローソク足を占うのが最終目標ですが、最初からは難しいと思うので移動平均線と株価との位置を見ていくのがよいと思います。

例えば、株価が下降トレンドのときは5日移動平均線の下をぶら下がるようにしてローソク足が表示されます。逆に上昇トレンドでは、5日移動平均線の上側にローソク足が出てきます。
そしてトレンドが変わる時は移動平均線に被さるようにしてローソク足が横に並んだりします。

また移動平均線はゴールデンクロス、デッドクロスで売買する方法があり、このとおりに売買すると損するというのは知られた話ですが、自分で確認してみるとよいと思います。

私がオススメする移動平均線を見るポイントは、移動平均線の”角度”です。
短期、中期、長期それぞれの移動平均線について、角度と株価のトレンドをよ~く見ると気づきが多いかなと思います。

ローソク足から余すことなく情報を得る

移動平均線と株価ので大まかな関連性を得られたら、いちばん大事な情報は株価の位置です。
それを表したのがローソク足で、チャートを読み解く一番の武器になります。

上昇トレンドのときは、下値を切り上げて上値を更新するとか、

ローソク足のヒゲが長いとトレンド変換になりやすい、など見ていて気づくことがたくさんあるはずです。

一つ一つをここで紹介すると長くなるのでまた別の機会にでもとなりますが、ローソク足の持つすごい情報に気がつくのが練習なので、ぜひ集中して取り組んでもらればと思います。

ローソク足の1本1本に株価を読むヒントが詰まっています。1本を大事にしてじっくり見ましょう。決してポチポチとなんとなく表示して進めてはいけません。

テクニカル指標を加えて練習する

ローソク足の練習と研究がある程度進んだらテクニカル指標の研究に入ります。
大事な話なのでもう一度言いますが、私はローソク足の意味がある分かるまではテクニカル指標を弄ることはオススメしません。

テクニカル指標は100%当たるわけではないです。株価がテクニカル指標に対して予想外の動きをしたときにロスカットの判断材料となるのは株価の位置(ローソク足)です。

過去のチャートを見るとテクニカル指標がガッツリはまっていて、これさえあれば儲けられる、儲けの秘密を知った気持ちになるかもしれませんが、残念ながら幻想です。

過去のチャートを見て都合の良い解釈をしているだけで、練習してみると分かります。
お気に入りのテクニカルを表示して練習を10年分やってみてください。
なかなか単純には上手くいかないことが分かるかと思います。

ただ、練習を重ねると、この場面では有効だなとかテクニカル指標の使い方が少しづつ分かってきます。

ここからは練習というより研究になり、自分なりの儲けの仕組みを綿密に組み立てていく作業になります。

パラメータはとりあえず初期値で

テクニカル指標にはパラメータと呼ばれる数字があります。
移動平均線でいうと、5日とか25日、75日の数字がパラメータと言われます。

テクニカル指標の研究をしていくとパラメータを自分なりに弄ることもあるかと思いますが、とりあえず最初は初期値のままで練習した方がよいかなと思います。

というのは、初期値で設定されているパラメータは、みんなが使っているのと同じことが多いからです。
より大勢が判断材料に使っているものの方が、有効なパラメータという考えからです。


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