スイングトレードのメリットとデメリット

スイングトレードとは

スイングトレードとは、株価が数日かけて上下に波を描くように動くのを利用して利益を狙う手法です。株を持つ期間が数日から数週間の取引を言いますが、しっかり定義があるわけではありません。

日足や週足のチャートで値動きを確認することが多く、デイトレードよりも大きな利益を狙うので株価が多少下がっても持ち続けたり、安くなったところでナンピン買い(買い増し)するなどの戦術をとることもあります。

デイトレードでは、短期で利益を上げるため株価が激しく上下することが求められますが、スイングトレードは長い期間持つので値動きが鈍い銘柄も選択肢に入ります。

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スイングトレードのメリット

メリット1 腰を据えてトレードできる

デイトレードは会社員の人は無理ですが、スイングなら大丈夫。
週末にじっくり銘柄を選ぶことができますし、会社から帰ってきて今日の値動きをチャートで確認、明日に売ろうなど腰を据えてトレードできます。
注文は電車に乗車中や、休憩時間に注文を出しておけば売買ができますしね。

値動きが穏やかな銘柄を選べば、毎日ドキドキして仕事が手に付かないなんてこともないので精神衛生上もよいと思います。

初心者の方は、値動きが穏やかな銘柄を選んで、少額投資で最初は売買の練習をするとよいと思います。

メリット2 関連・連想銘柄で利益をあげやすい

銘柄によっては季節やハプニングなどで株価が上昇します。
猛暑だと飲料メーカーやエアコンメーカー、ウイルスなどが流行るとマスクメーカーなど、注目が集まる銘柄は出来高も増え取引が活況になります。

このような銘柄の株価には、最初はジワジワと少しずつ上げ始め、だんだん弓なりになり最後に暴騰(バイイングクライマックス)ということがあります。
スイングトレードでは仕込んで置いてじっくり待ち、上がったところで売り抜けることが可能なので長い期間の作戦が立てやすいです。

スイングトレードのデメリット

デメリット1 日を跨(また)ぐリスクを避けられない

日本の市場が閉じていても、世界では時間差で市場が開いていますので、夜の間に動きがあると、翌日の日本市場が影響を受けます。
たとえば、日経平均が上げて終わって、夜にアメリカのナスダック市場が暴落するとほぼ次の日の日経はかなり値を下げて始まります。元々日本はアメリカの影響を受けやすかったのですが、最近では中国市場の影響も受けるようになってきました。

これは日を跨いで株を保有する上で、避けられないデメリットです。
良い影響を受けると翌日は最初から上昇して始まるので、思いがけない儲けになりメリットでもあるのでは?と思うかもしれませんが、悪い影響も同様なのです。
つまり「予期しない影響」というのがデメリットになるということですね。

日本市場が閉じている間に、株価に影響を与える不測のリスクの例をあげておきます。

  • 海外市場の動き
  • 為替の動き
  • 個別株のニュース(決算発表など)
  • 業界全体のニュース(直接関係ないが思惑で株価が動くので)

デメリット2 株価の動きに気持ちが鈍感になりやすい

予想した通りに底で買えて高いところ目指して上昇を始める、このように理想のトレードができればいいですが現実はそうはいきません。

上げかけたけど日経平均に釣られて下がって、支持線の移動平均線をあっさり割って支持線だったのが抵抗線になってしまったり、毎日じりじり下がって週足の形も悪くなってきたぞ、ほらみたことかガクンと下がった-。もう今更売れないわ。

損切りを徹底していれば問題ないのですが、じわじわ下がり少し上げてまた下がると続くと、最初は焦る気持ちが膨らむものの、いつの間にか下がることに慣れてしまい「また復活するまで待てばいいや」という気持ちが育ってきます。

そして、日足でやりとりしていたはずがいつの間にか週足、月足に望みをかけることに。。。

デイトレードでは瞬間に気を張っているので、まだ投げ売りのような損切りもしやすいですが、スイングトレード~長期トレードとなるとなかなかそういかなくなったりします。

仕事や家庭などから気持ちの影響を日々受ける中で徐々に株価が下がると、たかが売り注文を出す「損切り」がとてつもなく辛い作業になります。

自分は損切りはできない人間だと思っていた方がよいですし、そんな自分でも損切りをするには、と考えて策を練るのがオススメです。

買った株価から5%下がったら即時売る、予め売り注文も出しておく、など対策を実行できます。

厳格なルールを決めても意味がないです。
辛い気持ちになったときに厳格に自分を保てる人はあまりいないですから。

辛くなる前に損切りを実行できる仕組みを自分で作りましょう。

向いてる、向いてない

株で儲ける方法はほんとに十人十色です。

デイトレが上手くいかなかった人もスイング売買に変えたら上手くいくようになったりしますね。

今回は分かりやすくデイトレとスイングで比較してみましたが、そもそもこの2択ではなく、いろいろなやり方がある中で組み合わせたりして自分に合うやり方を探っていくことが必要なのかなと思います。

大事なのは負けた時にムキになってすぐに「もう一度!」とならないこと。

投資金が限られている以上、負けられる回数には限りがあるのです。
負けたときには、そこから得られるものは全て吸収するくらいの気持ちでいきたいですね。

その結果、「このやり方は向いていない」と思ったら次の一手を打つことになります。

”向いてない”には理由があるはずです。

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