トレードステーションの手数料を他の証券会社と比較

※この記事は2016年12月27日時点の情報を掲載しています。

前回はトレードステーションの手数料について、投資金額がどれくらいあれば現実的に使えるのかを検証してみました。

今回は他の証券会社の手数料と比べてどうなのか、を見ていきたいと思います。
証券会社を選ぶ基準はコストだけではないですが、1つの基準となりえるものですよね。

さてどんな特徴があぶり出されるでしょうか。

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トレードステーションの手数料のおさらい

細かいところはこちらの記事をご覧ください。

トレードステーションの手数料、許容できる?

ざっと捉えると、

1日の約定金額合計1,000万円ごとに3,500円(税抜)。

そして前月の取引日数に応じて割引があります。

15日以上は、3,250円(税抜)
全営業日だと、3,000円(税抜)

といったところです。

ここでは手数料3,500円として比較していきます。

他の証券会社の手数料との比較

なかなか割り切ったシンプルな料金体系のトレードステーションですが、他の証券会社と比べていきたいと思います。

信用取引だと金利が絡み玉を建てている期間でコストが変わってしまうので、現物の取引手数料で比べていきます。

最初におことわりですが、各社手数料の割引があったりポイント制度があったりもしますので実際にかかるコストは表とは違ってきますのでご了承ください。

比較する証券会社は私が使ったことがあるところで割と安いんではないかと思っているサービスを中心にして比べてみたいと思います。

1約定ごとの手数料で比較する

約定ごとに手数料が発生する料金体系を一覧にしました。
買い売りで2約定となりますので、デイトレで1銘柄を売買すると、表の倍かかる計算になります。

※表中の単位は円です。料金は税込です。

  10万 20万 30万 50万 100万 200万 300万 500万 1,000万
ライブスター 86 104 194 194 367 648 648 648 648
SBI証券 139 185 272 272 487 921 921 921 921
楽天証券 150 199 293 293 525 994 994 994 994
GMOクリック証券 95 105 260 260 470 900 900 900 900
カブドットコム証券 97 194 270 270 1,062 2,034 3,006 3,985 3,985

ライブスター証券がダントツに安いですね。買いと売りの往復で1,296円です。
さすが自社サイトで「手数料の安さ業界No.1水準」と謳っているだけのことはあります。

ネット取引メインの証券会社は手数料が安いイメージなので、カブドットコム証券の投資金額が大きい方ではトレードステーションよりも高いのが意外な感じです。

トレードステーションでは約定ごとの料金体系がないので単純に比較する対象にはならないですね。

無理やり比較するとこんな感じでしょうか。

1日に3回売買(6回約定)する場合の手数料の合計

※表中の単位は円です。料金は税込です。

  10万 20万 30万 50万 100万 200万 300万 500万 1,000万
ライブスター 516 624 1,164 1,164 2,202 3,888 3,888 3,888 3,888
SBI証券 834 1,110 1,632 1,632 2,922 5,526 5,526 5,526 5,526
楽天証券 900 1,194 1,758 1,758 3,150 5,964 5,964 5,964 5,964
GMOクリック証券 570 630 1,560 1,560 2,820 5,400 5,400 5,400 5,400
カブドットコム証券 582 1,164 1,620 1,620 6,372 12,204 18,036 23,910 23,910

例えばデイトレで3銘柄を売買して6回約定したとすると、投資金額100万円までなら他の証券会社のほうが安上がりになります。

つまり、投資資金が100万円より多く166万円までで、日に3銘柄(約定6回)を売買するスタイルであればトレードステーションは他より安上がりになります。

166万というのは、1,000万円を約定回数6回で割った数字です。
トレードステーションの手数料は1,000万円を超えると一気に倍の7,560円になってしまうためです。

1日に5回売買(10回約定)する場合の手数料の合計

※表中の単位は円です。料金は税込です。

  10万 20万 30万 50万 100万 200万 300万 500万 1,000万
ライブスター 860 1,040 1,940 1,940 3,670 6,480 6,480 6,480 6,480
SBI証券 1,390 1,850 2,720 2,720 4,870 9,210 9,210 9,210 9,210
楽天証券 1,500 1,990 2,930 2,930 5,250 9,940 9,940 9,940 9,940
GMOクリック証券 950 1,050 2,600 2,600 4,700 9,000 9,000 9,000 9,000
カブドットコム証券 970 1,940 2,700 2,700 10,620 20,340 30,060 39,850 39,850

次に、デイトレでもう少し売買数を増やした場合。

5回売買(10回約定)したらどうでしょうか。

そうすると、投資金額が100万円でライブスター証券と並ぶくらいです。
ほかは投資金額が50万円以内ですね。

つまり、投資金額100万円以内で、日に5回売買(10約定)するスタイルだとライブスター証券とほぼトントンです。
他の証券会社を見ると、投資金額が50万円より多くて100万円までで、日に5回売買(約定10回)するスタイルだとトレードステーションが安上がりになります。

こちらもトレードステーションの手数料は1,000万円を超えると倍になってしまうので、約定回数10回だと投資資金100万円が1つ壁になります。

1日に10回売買(20回約定)する場合の手数料の合計

※表中の単位は円です。料金は税込です。

  10万 20万 30万 50万 100万 200万 300万 500万 1,000万
ライブスター 1,720 2,080 3,880 3,880 7,340 12,960 12,960 12,960 12,960
SBI証券 2,780 3,700 5,440 5,440 9,740 18,420 18,420 18,420 18,420
楽天証券 3,000 3,980 5,860 5,860 10,500 19,880 19,880 19,880 19,880
GMOクリック証券 1,900 2,100 5,200 5,200 9,400 18,000 18,000 18,000 18,000
カブドットコム証券 1,940 3,880 5,400 5,400 21,240 40,680 60,120 79,700 79,700

1日に10回売買(20回約定)する場合を考えます。
デイトレでもここまでトレード回数が増えるとどっと疲れが出るレベルですが、ティック抜きする人などはこのくらいの回数いきますよね。

投資金額が20万円より多く50万円までで、日に10回売買(約定20回)するスタイルだと、トレードステーションが安上がりになります。

50万円の数字は先と同様に、1,000万円を超えるとトレステの手数料が倍になるからです。

以上、無理やりに比較してみました。

約定代金の合計の手数料で比較する

続いては約定代金の上限ごとに料金が発生する料金体系を一覧にしました。
例えば、投資資金50万を運用して買って売るなら、表の100万円の列を参照します。

※表中の単位は円です。料金は税込です。

  10万 20万 30万 50万 100万 200万 300万 500万 1,000万
ライブスター 400 400 400 400 600 1,000 1,400 2,200 4,200
SBI証券 96 191 286 429 762 1,162 1,562 2,362 4,362
楽天証券 463 463 463 463 926 2,160 3,240 5,400 10,800
GMOクリック証券 230 230 430 430 860 1,260 1,660 2,240 3,690
カブドットコム証券 料金体系がないようです。

カブドットコム証券は、ホームページを探しても約定代金ごとの料金が載ってなかったのでスルーします。

ほかはどうでしょうか。
意外と手数料がかかるなというのが印象です。とくに楽天はなかなか高いですね。

投資金額 ÷ 1日の約定回数 = ?万円

といった計算をして500万円を超えるようであればトレードステーションを利用したほうが安上がりになるかもしれません。
あとはトレステは1,000万円を超えるといきなり手数料が倍になってしまうので、そこは気をつけないといけませんが。。。

トレードステーションの方が安くなる例

・投資金額100万円で1日に3銘柄を売買する。

100万円 ✖ 6約定 = 約定代金合計600万円 → 手数料3,780円

・投資金額60万円で1日に5銘柄を売買する。

60万円 ✖ 10約定 = 約定代金合計600万円 → 手数料3,780円

などですね。

投資金額が小さいほど約定回数が多くないと元が取れない感じになります。
また中途半端に投資金額が大きくても、無駄に手数料がかさみます

170万円 ✖ 6約定 = 約定代金合計1,020万円 → 手数料7,560円

約定代金合計が500万円以下では約定代金合計が安いほど差が開いていき、また少ない投資金では大きな利益をあげるのが大変になるので、安いところを使ったほうがリスクが少ないです。

以上、一通り比較してみました。

やはり1,000万ごとに3,500円という大きな階段のような手数料の仕組みが、ひと目見て分かりやすい反面、とても利用しにくくしていると思います。

もう少し金額ごとに段階を細かく分けてくれないとユーザーがわざわざトレードステーションで売買する理由が見つけられないと思います。

なおさらツール自体は無料で使えるので、他の証券会社で売買してトレードステーションは分析に使う、となってしまうと思います。

トレステの手数料、もう少し使いやすくなってくれたら嬉しいなと思います。

手数料だけで選ぶと損する・・・かも

あとがき的なものなので飛ばしてもらってかまわないのですが、実体験として少し書いておきます。

みなさんもそうかと思いますが、私も手数料が少しでも安い召喚外車を探していた時期があります。

なぜか?

お金が大事なのももちろんですが、手数料が高いとトレード中に判断が鈍るんですね。
得に少額投資だと「もう少し上がらないと元が取れない」とか思ってしまって売るタイミングを逃してしまうことがあったのです。

で、手数料の安いところでしばらくトレードをしていたのですが、トレードソフトの出来が悪い、というか相性が悪い?のか機会損失が出てきてしまったんです。

今買いたい!と思っても注文までに時間がかかってしまったり、再起動するとウィンドウの大きさが元に戻っていてボタンが隠れていたり。

ほんと些細な、時間にすると10秒とかもっと短いかな?
そういうのでミステイクも出るし、イライラしてしまったり。

少額の場合はそれでも少しの損失で済むのですが、だんだんと投資金額が大きくなると数千円~数万円とか違ってしまうわけです。

そうなると手数料が数百円とか数千円違うことにこだわることが得策でないような気がしてきたんですね。

これは人によるので、単に私がソフトを使いこなしていない面も多分にあるのです。

ただ私の場合は自分の思うままになるソフトが一番投資効率が良いことが分かったのです。

トレードステーションはその点かなり満足度が高いのです。
それでも弱点はあり、ソフトの動きが信用できないこともたまにありますけどね。

なによりサポートの姿勢にやる気を感じますし、今までくだらない質問を何回か電話したり、メールしたりしたときに丁寧に応えてくれたので、ぜひこんなソフトが広まってくれればいいなぁと思っていつも記事を書いてます。

デジタルデバイドではないですが、株式投資の世界でもソフトを使いこなせるかどうかで稼げるかどうかに差が出る時代になっていると思っているので、少しでも多くの人が慣れてみんなが対等にマーケットに参加できるようになればなぁと願ってます。

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