4K画面でトレードするメリットとデメリット

幅広いカスタマイズが出来るのが特徴のトレードステーション。

リッチなPC環境とその気があれば、全市場の銘柄の株価を全て並べることも可能なくらい自由度が高いのが好きな理由の一つです。

そして昨今はトレード専用PCなども売られている時代です。
マルチディスプレイで横に縦にとモニターを並べてさまざまな情報を映してトレード、憧れますよね。

4k00

よく成功した個人のトレーダーの人がマルチモニターの前で笑顔で写真を撮られていますが、ディスプレイが多いと儲かっている気がするのは私だけでしょうか。

ならばということで、4K画面に見たい情報全てを出してトレードできないかという実験をしてみようと思いたったわけです。

4K=フルHDが4枚分ということで、縦横に2枚づつモニターを並べたのと同じくらい儲けを情報を出すことができるのです!

家にはSONY製の4Kテレビがありまして、画面の大きさが43インチ。21インチほどのモニター4枚分になる計算です。
こいつをPCに繋いでWindowsの画面を表示してみようという企画です。

スポンサーリンク
336-280_1

お試しした環境はこんな感じ

【パソコンの環境】

CPU Intel(R) Core(TM) i5-4460  CPU @ 3.20GHz
メモリ 8GB
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 750 Ti(メモリ2GB)
記憶媒体 SSD 128GB
OS Microsoft Windows 8.1
接続 HDML2.0

フルHD4枚分を表示しないといけない訳で、グラフィックボードには拘りたいところですが、残念なことに2世代前ほどの物しか持っていません。無理やりGTX750さんに頑張ってもらうしかないといったところです。

グラフィックボードはNVIDIAのGeForceシリーズだと確かGTX960から対応してるんですよね。4Kモニターで映したい場合はグラフィックボードに気をつけてもらうとよいと思います。

CPUやメモリについては2016年半ばとしてはまぁぼちぼちといった性能でしょうかね。

余談ですが、4KテレビにPC画面を映すには、ざっくり言うとグラフィックボードとテレビ、接続(HDMIケーブルの質)などの問題があるので、よく調べてからテレビなりを買ったほうがよいです。

この点については話が長くなるのでここでは控えたいと思います。

43インチのモニターはやはりデカイ!

PCとテレビをHDMLケーブルで繋ぎ、テレビ側の設定をいくつかいじりました。4Kの映し方についてはネットのお世話になりました。

そしてwindowsをテレビに映すことに成功!
トレードステーションを立ち上げてみました。

4k01

やっぱりデカイ! が最初の感想。
圧迫感を多少感じてしまうほどのデカさです。

視野の前の方は画面に覆われるような感じ。
左下にwindowsアイコンがありますが、すごく遠く感じます。

 サイズ感を分かってほしくてB5の雑誌を置いてみましたが、う~んどうですかね、伝わらない気がするなぁ。まだチャートも何も出してない真っ暗な状態ですからね。

ちなみにこの雑誌、トレードステーションで当選したものです。
”500名様”にと書いてありましたが、貰った方いますかね?
投資家の人の話やけっこう実践的な内容が書いてあり、面白く読ませていただきました。
実践的な部分がけっこうあり、基本的な使い方の説明は少なかったかな。

テレビの画面サイズは、幅95.cm×高さ53.5cmということで、横幅が約1m
この前にキーボードとマウスを置いて距離1mほどから画面を見る形になります。

なぜそんなに近くから見ないといけないのか?

それはテレビ番組だと離れて見ても問題ないのですが、4KでPC画面を映してテレビを見ているくらいに離れてしまうと文字が小さすぎるし細かい部分が見えないのです。

先にお話したとおり43インチ画面というのはつまり、21インチほどの画面をマルチモニターにして4つ縦横に並べたのと同じということなので、逆に離れて見るものではないということなんですね。

目線を大きく動かすのが違和感あり

ここで一つ気づいたことが。

テレビを見る時は画面全体をぼんやりと見ているんだなってこと。
主人公の顔は常に画面の真ん中ら辺にあるし、バラエティ番組のテロップだって大きく上か下に出るので意外と目線を画面の端まで動かすことは少ないんだと実感しました。
たまに画面の右上とかにワイプで小さく芸能人の顔が映るときは目線が動きますけどね(笑)

一方でパソコン操作の場合は、アイコンやボタンをクリックするにもマウスを端まで持っていって小さなボタンをクリックすることになるので、おのずと目線を大きく動かすことになります。

パソコンの画面は中央のスペースは見るためで、メニューやツールバーなどボタン類は端に追いやられることが多いので大画面になると目線を動かさないと操作できない感じです。

Windowsの設定で各項目を大きくして使うとよいかもしれません。

使いやすいようにトレード画面を構築してみた

私のふだんのトレードは、日経平均ETFと個別銘柄のスイングトレードメイン、そしてたまにデイトレードをしています。

さっそく4K画面に板やチャートを並べて使いやすいようにカスタマイズしてみました。

そして完成したのこんな感じ。

4k02

といっても小さすぎて見えないですよね。

写真に撮って画面全体を入れようとすると、一つ一つの項目はこんなに小さく見えるのです。
実際の文字の大きさはマルチディスプレイの場合と変わらないですし、画面の前に座ると普通に読めます。
なにせ画面の横幅が1mあるので、写真に収めるとこうなるわけです。

実寸大のトレステの4K画像を掲載

実寸大の画像を載せて説明していきたいと思います。

画像クリックで開きます】(800kb近くあるのでモバイルの人は注意)

4k

やはりグラフィックボードが4K対応でないので、少し色が滲んだり本来の色になってない項目もあります。
でも動きは問題なくこれならわざわざ4K対応のボードを買わないくてもよいかなといったところです。

そして見づらい色の項目やラインはカスタマイズして変更してみました。

画面の説明していきます

そしてこちらが、先ほどの画面に説明を加えたものです。

ts-4k-mark

銘柄一覧

一番左、銘柄一覧に日経225の銘柄を並べてみました。トレードステーションは銘柄テンプレート的なものが用意されていて、一括で銘柄を登録できるので素晴らしいです。

使わない列を削除して見にくい色を変更してあります。
特に初期状態だと銘柄名が、前日比株価によって赤と青に変わってしまうのが見づらかったので白に固定したら見やすくなりました。

気配値と歩み値

銘柄一覧の右が、気配値(板)と歩み値になります。
気配値はフル板なのでもっと広くすることもできますが、スクロールバーで上下にずらせるので値が動く範囲だけ表示できていればいいと思っています。

歩み値は初期状態だと青と赤に頻繁に色が変わるのですが、これが見づらいので色を変更してみました。これで落ち着いて見れる感じ。

日経平均、マザーズ指数、ドル円チャート

上には指数チャートを3つ並べています。

【日経平均チャート】

日経平均連動タイプのETFをトレードすることが多いので日経平均のチャートは欠かせないです。小さなチャートはトレンド、株価の幅などを俯瞰で見れる気がしています。

【マザーズ指数チャート】

資金が大型、小型のどちらに流れているかを確認するのに使うことが多いかな。誰がどこに資金を投下しているかを見守るのはけっこう大事かなと思っています。

あとはマザーズ市場の株を買うときには必ず見るようにしています。
マザーズの信用銘柄は、落ちるときの加速が半端ないものがあるので、指数チャートが天井の時には余程のことがない限り手を出さないように気をつけています。

【ドル円チャート】

ドル円為替は日経平均と連動することが多いですよね。
その中でも、連動しないことがあったりタイミングがズレたりすると、ファンダメンタルの影響とか大きな流れが何かあるのか考えるきっかけになります。ヘッジファンドなども日経と為替で同時攻撃や時差攻撃などを仕掛けることもあり、見ながら次の動きを予測します。
企業の決算で用いる想定為替レートとの乖離なども考えたりもします。

ニュース

テクニカル分析でトレードしているのであまりニュースは見ないようにしています。
ニュースを見ると判断が複雑になりトレードが鈍るからです。

実際にあったニュースですが、監理銘柄に入ってストップ安になった銘柄が、次の日に大手と提携したニュースが流れてストップ高近くまで上がりそのまま遥か上の数倍の株価まで上昇したことがありました。このとき監理銘柄のニュースが頭に残っていれば、おそらく頭の考えをドテンして買うことは難しいかなと思います。

明日のことはわかりません。
複雑な世の中を素早く正確に解釈する頭も持っていません。
なのでニュースがあって株価が動いた時、株価がいくらで落ち着くのか私は分からないんです。

だからチャートを見ていて、本来の動きでないときに後からチェックする使い方をしています。

ランキング一覧

どの産業に資金が流れているか、市場を牽引しているテーマがあるか、などを考えるのに参考にしています。ランキングに入っている銘柄に手を出したいのですが、怖くてなかなか出せずにいます。下がるときも激しいですからね~。

たまにデイトレードでやりますが、ちょっと上がったらビビってすぐに売ってしまうので割りと怪我はしてないかな。

注文ボタン

クイックトレードという機能があるので、それを表示させています。

注文の仕方については人それぞれ好みが別れるところですよね。
いつもと同じ方法で注文しないとなんか落ち着かなかったりします。

いろんな足種のチャート

先ほど紹介した指数チャート以外のチャートは、全て個別銘柄のチャートになります。

10分、60分、日足、週足、月足と5つ表示しています。

銘柄一覧と連動して一斉に切り替わります。
1秒くらいで切り替わるので、そんなにもたつきを感じることもないです。

デイトレードのときはもっと短い時間の足を表示させることもありますが、スイングメインなのでだいたいこんな感じ。

買う時は週足や月足を見て、売買スパンと手仕舞う株価をリサーチします。

短期でそこそこ上げてもズドンと落とされる、こういうのがイヤなので長期で右肩下がりの銘柄は手を出さないか、売りで入るかになります。

そうそう、チャートはボリンジャーバンドを表示させていますが、いろんなテクニカルを実験的に試しながらトレードしているので、これがトレードスタイルという感じではないです。

4K画面でザラ場の動きに耐えられたのか

実際にザラ場中に表示させてみました。

株価の上下で常に点滅する銘柄一覧がなかなか見もの。
これは処理が大変だろうなと思うものの、結論としては普通に使えました。

銘柄一覧の銘柄をクリックして表示を切り替えた時に、一番負荷がかかっているのかなと感じたくらいです。気配値、歩み値、チャート5つ、売買ボタンを一斉に切り替えるのだから大変ですよね。

それでも1秒ほどで切り替わるのでストレスはそれほど感じなかったです。

ということでこのPCのスペックでも普通にトレードステーションを4Kのディスプレイで運用できることが分かりました。

4Kのディスプレイでトレードするメリットとデメリット

というわけで4Kトレード、意外と使えるなと思った次第ですが気になる点もあります。

フルHDのマルチディスプレイと較べてどうかを考えたいと思います。

4Kディスプレイのデメリット

画面が平面

一番は4Kは画面が真っ平らということ。テレビは遠くから見るので当たり前ですが。。。

マルチディスプレイだと、画面ごとに角度を変えられますよね。
各画面を自分の方に向ければ、目からの距離が同じになりやすいので見やすいです。

レイアウトが決まってしまう

マルチディスプレイのように、画面が分かれていると横に3つとか、L時に並べるとか、レイアウトが自由ですよね。

人の目は縦に動きにくく横に動くので、3画面を横に並べてパノラマ的に使ってもも良いわけですが、4K画面は縦横比を変えるわけにいかないのが弱点です。

欲しい画面の大きさによっては割高

2画面しか要らないという人はPC用ディスプレイを買ったほうがよいです。
値段がぜんぜん違うので。

4Kディスプレイのメリット

配線がシンプル

複数のディスプレイの場合は、電源コードとHDMIなどケーブルが台数分必要です。

部屋をキレイに見せたいときに、これがけっこう大変だったりします。
特に電源ケーブルは太いので隠すのが面倒でした。

その点、4KはHDMIケーブル1本とテレビの電源コード1本で済むので配線がとても楽だし、キレイにまとまります。

画面の継ぎ目を意識しなくてよい

トレードステーションを4Kディスプレイに映した画像をお見せしましたが、これ複数のディスプレイだとこうは見えないですよね。

各ディスプレイには枠があるので、そこで分断されるわけです。
以前にマルチディスプレイを使用していたときにこれが一番ネックでした。

マルチディスプレイって広いようで広くないかもしれない。
小さな画面の寄せ集めなので使い方が合えばいいけど、チャートを変則的に並べたりしたいと思ったときに、どうも収まりが悪くてイライラしてました。

特に横に2画面並べてセンターに座ろうとすると、画面の継ぎ目がちょうど真ん中にくるわけです。
なの画面を見るのにいつも首を横にしている状態になります。
これを避けるためには1画面を真ん前に置き、もう片方の画面は横に置いてサブディスプレイ的な役割になるんですよね。なんか使いづらい。

そして、同じメーカーのディスプレイなのに色が合わない。
これはたまたま私だけかもしれませんが、同じパラメーターでディスプレイの色を調整しても微妙に色が違っていて気になったことがありました。

この点では4Kはほんとに広いです。

テレビとして使える

いやテレビだから、というツッコミですね。

トレードしないときにはテレビとして使えるし、今回使ったのはAndroidテレビなので他にもいろいろ見られるのがイイ!(操作とか安定性とか不満点はあります。ソニーもっとがんばれ、)

地上波だと4K放送はまだですが、youtubeなどで4K映像を見ると惚れ惚れします。

このテレビとして完成しているということが、ディスプレイとしてのコストパフォーマンスをグッと上げていると思うのです。

ただテレビ機能は要らない人もいるかと思います。PCモニター用の4Kも売られていまして、そちらは数万円安く買えるので調べてみてはいかがでしょうか。

4Kディスプレイお試しのまとめ

使えることは分かったけど、これからも使うの?ってところが大事かと。

答え:使いたいと思います。

今まで3枚まではマルチディスプレイを経験してきましたが、4Kの広大なスペースには頷くしかなかったです。

やはり4画面分を継ぎ目なくシームレスに使える便利さ。
ディスプレイの端が見にくいなら、少しウィンドウを小さくして使えばよいのですしね。

ただし、画面サイズは注意です。
あまり小さい4Kディスプレイだと文字も小さくなるのでトレード用として実用に耐えられるか確認したほうが良いと思います。

例えば32インチの4KディスプレイをフルHDに直して計算すると32÷2=16インチとなります。16インチのフルHDってかなり小さいですよね。高精細でゲームにはいいかもしれませんが、トレードとなると不安ですよね。

そんなわけでトレーダー万人にオススメする訳じゃないですが、2枚じゃ全然足りない!なんていう人にはオススメします。

スポンサーリンク
336-280_1
336-280_1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする