日経平均と個別銘柄を較べて勢いを見たいなんてことをたまに思います。
別々のウィンドウにチャートを表示して見るのはほとんどの証券会社のソフトで可能ですが、比べて見たいので連動してくれないと困るわけです。
トレードステーションは自由度が高いソフトだけあって、複数チャートの表示も問題なくできます。
メニューバーからチャートを挿入できる
- チャートを表示して、ウィンドウをアクティブにします。
メニューバーの”挿入”から”銘柄コード”をクリック。 - 銘柄コードを入力するか、銘柄検索して”プロット”をクリック。
すると、チャートが下に一つ追加されます。
(見やすいように出来高や移動平均線は消して、高さの調整をしてあります。)
これを繰り返せば、チャートを3つ、4つ… と増やすことができます。
それぞれのチャートに分析テクニックを使うには?
今度は3つのチャートを並べてみました。
それぞれのチャートに移動平均線を付たいと思います。
が、ここで問題。
試すと分かりますが、どうやっても何回やっても一番上のチャートにしか付きません。
実は、それぞれのチャートに分析テクニックを使うにはコツがあります。
分析テクニックを挿入するダイアログで、挿入したいインジケーター(ここでは移動平均線にします)を選択したら”設定ダイアログを表示”にチェックを入れます。
ここにチェックを入れてOKをクリックすると、設定画面が表示されます。
この画面の”参照チャート”のドロップダウンから、挿入先のチャートの銘柄名を選択することで、分析テクニックの挿入先を決めることが出来ます。
インジケーターから移動平均線(2本)を選んで、設定画面のドロップダウンから”三井住友フィナンシャルグループ”を選択して挿入するとこんな感じに表示されます。
同じように、日経平均と新日鐵住金に挿入したのがこちら。
思うように分析テクニックを全てのチャートに表示することが出来ました。