トレードステーションのチャート分析には100を超える指標があるそうです。
指標の一覧を開くと聞いたことのない名前がたくさんあって、お試し好きな私としては1つづつ表示して、「へぇ~」とか「なんだこれ?」とか言って楽しんでいるわけですが、エラーが出て表示できない問題にぶち当たりました。
それも有名な指標の”一目均衡表”なんです。
お試しどころか実用で使うこともあるので、なんとかしないといけないと思って原因を探ってみました。
一目均衡表を表示しようとするとエラーが表示される
チャート画面をアクティブにした状態で他の指標と同じように、”分析テクニックの挿入”から”一目均衡表”をクリックしてみます。
いたって普通の日足のローソク足チャートで何もいじってないのですが、一目均衡表を挿入しようとするとこんなエラーメッセージが表示されてしまいます。
ハナから拒否されています。
エラーメッセージには、”イベントサマリー”というところに青文字で時間やウィンドウ、イベントの内容があり、その下に”イベントの詳細”が書かれています。
エラーの出る原因を探る
”イベント”のところに書かれた文章を書き出してみます。
elsystem.MaxBarsException:この分析テクニックはチャートの右側のバーを参照しすぎています。この分析テクニックのプロパティを調整してください。
elsystemは、おそらくEasy Language Systemのことじゃないかなと。
MaxBars Exceptionは、最大バー例外?と直訳。
バーというのはローソク足のことなのかな?
それに続く文章の「分析テクニックはチャートの右側のバーを参照しすぎ」というのが”最大バー例外”の詳しい内容っぽいですね。
ここでなんとなく思いついたことが。
一目均衡表ってローソク足が表示されない、かなり右側まで描画されますよね?
もしかして右の方いっぱいまでローソク足があるからダメだって言ってるのだろうか?
いやでも、一般的なソフトだと勝手に調整して表示するはずだよなぁ。
と思いながらもリリースされたばかりのソフトだし、外国人が作ったソフトなので一目均衡表は外国人には馴染みがない分析テクニックなのかもしれない。
そうすると不備があるかもしれないと思ったわけです。
やっぱり思惑通り、解決しました
さっそく右に余白を作ります。
10バーでダメ、20バーでダメ、・・・と試していくと正解発見。
右スペースは”25バー”以上、空けてください。
一目均衡表がズバッと表示されました。
いやぁ、わりと簡単に解決してよかった。
ソフトで勝手にスペースを空けてくれると思ってたので気づけてよかったです。
右スペースはここで調整できます
右スペースの空け方がわからない方はこちらをどうぞ。
1.”ウィンドウの設定”をクリックします
ウィンドウの背景で右クリックして、”ウィンドウの設定”メニューを表示します。
2.右スペースの数値を変更します
ダイアログの”一般”タブ、右スペースの数値を25以上で入力してOKをクリックします。
(あまり大きな数値を入れるとローソク足を表示する部分が狭くなっていまいます。)
こんな感じで右側に空のスペースが出来ていれば大成功!
3.”一目均衡表”を挿入する
ここまで準備が出来たら分析テクニックを挿入から、”一目均衡表”を挿入します。
エラーが出ず、一目均衡表が表示されたら大成功!です。
以上、一目均衡表の挿入の方法でした。