トレードステーションのチャート、こんな感じで上下に隙間がないので見づらいんです。
トレンドラインを引っぱって株価を予測したいにも、右の余白が足りなかったり。
全然気にならない人も多いと思いますが、私は気になっちゃうんですよね。
初期の状態だといろいろと不満があったりしますが、細かくカスタマイズできるのがトレードステーションの強みでもあるので、さっそく自分好みのチャート画面にカスタマイズしていきたいと思います。
目次
ローソク足チャートの上下の余白を広げる
1.銘柄コードの設定を表示する
チャートウィンドウのローソク足の上でダブルクリックします。
(右クリックから「”○〇〇○”を設定」をクリックしてもOK(○は銘柄名が入っています))
正しく選択できていると、ローソク足にハンドル(白い四角のマーク)が表示されます。
2.サブグラフの余白を設定する
”銘柄コードの設定”ダイアログの”スケーリング”タブの中ほどにある”サブグラフの余白”チェックボックスにチェックを入れ、下と上の%に数値を入力したらOKをクリックします。
ここは見た目の話なので好みの数字を入れればよいと思います。
私は10%くらいにしてます。
設定する前と後の比較はこんな感じ
そしてこれが、余白の設定前と後の比較画像になります。
【設定前】
【設定後】
わずかな差ですが、高値安値の位置が分かりやすくなりました。これだとトレンドラインも引きやすいですよね。
チャートの右側の余白を広げる
もう一つやりたいのが、チャートの右側の余白を広くしたいってこと。
いつもではないのだけれど、分析するときにはやはり広いほうがトレンドラインを引きやすいので覚えておきたいところです。
1.ウィンドウの設定を表示する
チャートウィンドウの何もない場所ででダブルクリックします。
(右クリックから「ウィンドウの設定」をクリックしてもOK)
2.右スペースの設定をする
”ウィンドウの設定”の”一般”タブ、”チャートプロパティ”のところにある”右スペース”の数値を変更し、OKをクリックします。
変更前とよく分かるように”20バー”に設定したみたのがこちら。
右が清々しいほどに空いてますね。
ちなみに私の環境だけかもしれませんが、標準で右を25バー以上空けないと一目均衡表を表示できないようです。
テクニカル指標も余白の調整ができます
トレードステーションではテクニカル指標のことを”分析テクニック”と言うようです。
チャート本体では上下の余白を自分の思うように調整できましたが、分析テクニックでも同様に調整ができます。
1.インジケーターの設定を表示する
分析テクニックのライン上などでダブルクリックします。
(右クリックから「”○〇〇○”を設定」をクリックしてもOK(○は分析テクニック名が入っています))
2.サブグラフマージンを設定する
”インジケーターの設定”の”スケーリング”タブ、”スケールレンジ”のところにある”サブグラフマージン”の数値を変更し、OKをクリックします。
ローソク足、MACD、ストキャスティクスをチャートに表示してみました。
上の画像が余白が設定してない状態の標準のもの、下がそれぞれ10%づつ上下に余白をもうけたものです。
【設定前】
文字や枠のギリギリまでローソク足やグラフが描画されます。
【10%の余白を設定】
ローソク足、ストキャスティクス、MACDそれぞれに上下の余白を10%に設定してみました。
隙間が適度にあり、見やすくなったかなと思います。